外出できないとストレスがたまる
徐々に日常が戻ってきましたね。自粛中はストレスが溜まりましたよね?
今回は「出歩いて色々な経験をすると幸福になる」という研究を紹介します。
逆に言えば、「ずっと家に閉じこもっていると不幸になる」ってことなんですよね。
この記事の内容
・多様な体験と幸福感
・幸福感を得るためのお出かけのポイント
位置情報と幸福感を分析
ニューヨーク大学の2020年の研究では、122名を対象に3~4カ月間こんな調査をしたんです。
・GPSで位置情報を取得
・定期的にテキストメッセージを送って、気分や幸福感をチェック
位置情報のバラつき具合と幸福感って関係あるの?ということを分析した結果は、
1.位置情報のばらつきが大きい日ほど、幸せで、興奮し、リラックスしていると回答する傾向があった!
やっぱり、いろんな場所に行くほど、幸福感を感じるんですね。
緊急事態宣言も解除されたので、徐々に行動範囲を広げていきたいですね。
幸福になるために出かけるポイント
幸福感を増やすためのお出かけのポイントは次の2つだそうです。
1.新規性
2.多様性
要するに、行ったことの無い、いろんな場所に行ってみよう!ってことですね。
参考までに、僕がこの夏行ってみたいところを挙げてみます。
・美術館
・クラシックのコンサート
・京都の寺社仏閣
・河口湖
どうも自分は美的感覚が無いので、感性を磨いていきたいな、と。
あなたもリストを作って眺めてみてはいかがですか?
さらに研究者によると、出かけるなど多様な体験をすることは「翌日の気分も良くなり、より前向きになる」効果もあるそうです。
毎日同じことを繰り返していると、知らぬ間に心を病んでしまうかもしれません。
たまには外に出て、見知らぬ街に出かけてみては?それではまた。
参考文献
Aaron S. Heller et al.(2020)Association between real-world experiential diversity and positive affect relates to hippocampal–striatal functional connectivity
Aaron S. Heller et al.(2020)Association between real-world experiential diversity and positive affect relates to hippocampal–striatal functional connectivity