みなさんはLINEで絵文字やスタンプをガンガン使うタイプですか?
僕は適度に使うように心がけています。
今回は同じ絵文字やスタンプでも、使用者の性格によって使い方が変わるよという話です。
この研究を読んで、確かに自分も「そうだな」と思ってしまいました(笑)。
こっちは終わらせたいのに、向こうが無限に返してくるのは、この違いのせいだったんだな、と。
この記事の内容
・絵文字やスタンプの使い方と性格
・内気な人が損しないためには
絵文字やスタンプの使い方に性格が出る
上海国際研究大学の2020年の研究では、16~58歳の312人を集めて、「WeChat」というアプリの使い方についてアンケートしました。
WeChatはLINEのようなアプリです。で、以下の内容を聞いたんですね。
調査の結果を解説していきますね。
絵文字を使う理由
参加者が絵文字を使う理由は、
1.会話を明るくする36.5%
2.メッセージを明確にする27.6%
3.感情を伝えるため19.2%
でした。
確かに言われてみればその通りですね。僕もニュアンスを伝えるのに良く使ってますね。
スタンプを使う理由
続いてスタンプを使う理由です。
1.気分を明るくする39.4%
2.メッセージを明確にする24.0%
3.会話を終わらせる15.1%
ほとんど絵文字と同じでしたが、会話を終わらせるためや気まずさを避けるためにスタンプを使うんですね。
確かにスタンプは便利ですよね。話すことがない時は特に。スタンプなら返さなくていい感もありますよね。
シャイで内気な人の特徴
シャイな人、いわゆる内気な人は、
1.会話を終わらせるためにスタンプを使いがちだった!
2.スタンプを使ってユーモアを表現することは少ない
シャイな人からスタンプが送られてきたら「もう終わりにしたい」というメッセージなんですね。
話を盛り上げずに、思いを汲んであげましょ。
外向性が高い人の特徴
逆に外向性が高い、陽キャの特徴です。
1.ユーモアのためにスタンプを使う
2.会話の終了のためにスタンプは使わない
シャイな人と真逆の傾向があったんですね。シャイな人と外向性が高い人がLINEしたら、もう地獄ですよね(笑)。
終わらせたいけど、終わらないみたいな。
絵文字やスタンプの使い方まとめ
今回の研究では、シャイな人にとって可哀想な結果となってしまいましたね。
シャイな人はある程度コミュニケーションを割り切って、断るということも自身のために必要だと思います。
私もシャイなほうなので、コミュニケーションの機会は少ない方が良いのです(笑)。
とはいえ、「断る」という行為には勇気がいると思います。相手に気を遣ってしまって断れないという方に役立つのが「『いつも誰かに振り回される』が一瞬で変わる方法」です。
あなたが断れない理由を、心理的に解きほぐしながら解説してくれています。
いつも他人の顔色を伺って生きているような方はチェックしてみてくださいね。それではまた。
おススメの本
リンク
参考文献
Siying Liu and Renji Sun(2020)To Express or to End? Personality Traits Are Associated With the Reasons and Patterns for Using Emojis and Stickers
Siying Liu and Renji Sun(2020)To Express or to End? Personality Traits Are Associated With the Reasons and Patterns for Using Emojis and Stickers