みなさんは甘いお菓子やクッキー好きですか?
僕も自分でお菓子を作ったりしたことがあるのですが、「こんなにたくさん砂糖を入れるのか」とびっくりした記憶があります(笑)。
生物がなぜこんなに甘いもの、つまり砂糖を好むのかと言う理由は、実は「味ではなくて脳が砂糖に反応してしまうから」なんですね。
今回はその辺を改正した研究を紹介します。甘いものをついつい食べ過ぎてしまうのは、私たちの意思が弱いからではないですよ!
この記事の内容
・砂糖と脳の反応を調べた研究
・砂糖による食べ過ぎを防ぐ方法
脳は砂糖に特別な反応を示す
砂糖は脳に特別な影響を及ぼすという研究を紹介します。
ハワードヒューズ医療研究所の2020年の研究では、マウスを対象に次の2つの餌を与えました。
・砂糖水
・アセルファムいりの水 人工甘味料です。砂糖と同じように調整したんですね。
その結果は
1.2日後にはほとんど砂糖水ばかり飲むようになった!
2.その理由は砂糖のみに反応する脳の領域があったから!
つまり、砂糖を摂取することで、脳の尾側核と呼ばれる部分が反応し、より砂糖を好むようになってしまったんですね。
ですから、私たちがついつい甘いものを口に運んでしまうのは、しょうがないことなんですよ。しょうがないんです・・。
ポイント 砂糖には脳が特別な反応を示す!
砂糖による食べ過ぎを防ぐ方法
砂糖を摂取する事は、脳に特別な反応を引き起こし、私たちが食べすぎてしまう原因となってしまうんですね。
過去の研究では、味覚を感じられなくしたマウスでも砂糖水の方を好むようになることがわかっています。
言い換えると、生物は味覚に関係なく砂糖を好むようにデザインされていると言うことなんですね。
ですから、砂糖の摂取を控える必要があります。
私がおススメするのは、砂糖をを人工甘味料の「ステビア」に置き換える方法です。
なぜかステビアは他の人工甘味料と比べて、健康上の利点が多いんですね。
詳しくはこちらの記事で解説しましたので、よかったら参考にして砂糖を減らして、ステビアを多くとるようにしてみてはいかがでしょうか?
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参考文献
Hwei-Ee Tan et al.(2020)The gut–brain axis mediates sugar preference
Hwei-Ee Tan et al.(2020)The gut–brain axis mediates sugar preference