60倍幸せになれる「人生の攻略本」

論文マニアが、人生の問題を科学で解決するブログです。

記憶力50%アップの勉強法「クイズ化」のコツを科学的に解説!

記憶力50%アップの勉強法「クイズ化」のコツを科学的に解説!

 

テストに向けて勉強しなきゃ・・。

おや、頑張ってるみたいだね。でも今のやり方より「記憶力を50%アップする」ことができる勉強法があるんだけど知りたい?

そんなの知りたいに決まってるじゃないですか!

それは「クイズ化」と呼ばれる方法なんだ。今回は「クイズ化」のコツを科学的な研究とともに解説していくよ!

あなたは違う?

「効率よく勉強したい」
「テストの本番でよく度忘れをする」
「緊張やストレスに弱いタイプ」

この記事の内容
・「クイズ化」勉強法とは
・「クイズ化」勉強法の効果
・「クイズ化」勉強法のコツ
この記事を書いた人

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/antoshia2n/20200419/20200419003219_120.jpg?1514479692?changed=1514479692

シアニン(id:antosha2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

「クイズ化」とは?

「クイズ化」とは?

クイズ化とは「検索練習」ともよばれる学習法の一種で、「自分の脳から記憶を探し出して、引っ張り出すイメージ」ですね。

 

一度覚えたことを記憶から取り出すことで、記憶はより強固なものとなって「長期記憶に定着します。

 

2012年のメタ分析でもクイズ化は記憶力の向上に有効な戦略の一つだと証明されました。

だから君たちが嫌いなテストも有効な学習法の一つなんだよ。毎日テストを行った方がいいよ。

ええっ!それはちょっと・・。

POINTクイズ化とは脳から記憶を探し出す学習法!

「クイズ化」の効果を調べた研究

「クイズ化」の効果を調べた研究

勉強をクイズ化するとどんな効果があるのか?を解説するよ

タフツ大学の2016年の研究では、120人の学生を対象に「単語を30個と画像を30個」記憶してもらいました。学習の方法とテストする際の環境を2パターンずつ分けたんですね。

 

学習方法

1.クイズ化  ノートに書き写して、クイズにして勉強

2.再チェック 何度も読み返す

 

テストの環境

1.高ストレス 審査員の目の前で回答する

2.低ストレス 紙に書いて提出

 

この2パターンを組み合わせて合計「2×2」の4パターンのグループでテストのスコアを分析しました。その結果、

 

実験結果

1.クイズ化グループは再チェックグループと比べて「記憶力が50%アップ」していた!

2.高ストレス+クイズ化グループは「低ストレス+再チェックグループと成績が同じ」だった!

 

クイズ化をすることによって、記憶の定着率が高まるということと、そのアドバンテージは「ストレスによる記憶力の低下を打ち消す」レベルだった!ということですね。

クイズ化ってすごいんですねえ。僕もクイズにして勉強しよ。

そうだろ?さあ毎日テストをしようね!

POINTクイズ化によって記憶の定着率はグンと高まる!

さらに「クイズ化」の効果を高めるコツ

さらにクイズ化の効果を高めるコツ

クイズ化が効果的な勉強法なのはわかったけど、さらに効果を高めるテクニックを紹介するよ!

さらに効果がアップするんですか!うそでしょ。

うそじゃないんだなあこれが。

1.クイズは自分で作るべきか?問題

1.クイズは自分で作るべきか?問題

クイズを解くにあたって「自分で問題をつくる」のと「問題集を買ってくる」のに差はあるのか?という疑問に答えるよ。

確かに違いが気になりますね。

カッセル大学の2020年の研究では82人の学生に次の3パターンで発達心理学の学習をしてもらいました。

1.復習  講義の内容を復習する

2.質問  研究者の作成したクイズで勉強

3.クイズ 自分で講義の内容をクイズ化して勉強

1週間後に抜き打ちでテストをした結果は、

実験結果1.復習グループだけ成績が悪かった!

2.質問グループとクイズグループの間に有意な差は無かった!

つまり、クイズ化を自分で行っても、問題集を買ってきても差は無い!ということだね。

それなら、問題集を買ってくる方が楽かもしれませんね!

POINTクイズは自分で作っても、他人が作ってもOK!

2.すぐに答えを見ずに「推測」する

2.すぐに答えを見ずに「推測」する

次は「クイズの答えがわからないときは、すぐに答えをみるべきか?」という疑問を買い解決するよ!

なるほど、これも気になりますね!

UCLAの2014年の研究では、3つの実験を通して「推測」と「問題と答えをペアで学習」することの効果の違いを調べました。

 

その結果は「推測をすることに強力な利点」があったそうです。

 

研究者は「たとえ間違っているとしても、まずは推測をするべきだ」と主張しているんですね。さらにその記憶への定着効果は61時間後にも確認することができたんです。

 

このような効果がある理由は、推測によって脳のネットワークが活性化するからではないか?と推測しています。

たとえクイズの答えがわからなくても「まずは一生懸命考えてみよう」ということだね。

すぐに答えをみてはいけないんですね。気を付けます。

POINTクイズの答えがわからなくてもまずは「推測」してみよう!

 

記憶力アップの勉強法「クイズ化」まとめ

記憶力アップの勉強法「クイズ化」まとめ

今回は効率的な勉強法として「クイズ化」の解説をしてきたけど、ここでおさらいをしよう。

POINT

1.クイズ化は記憶から答えを引っ張り出す「検索練習」ともいわれる学習法

2.クイズ化によって記憶の定着率を高めることができる!

3.クイズは自分で作っても、他人が作ってもOK!

4.クイズの答えがわからないときも、まずは推測してみる!

覚えることができたかな?

はいバッチリですよ!今日の知識も「クイズ化」して覚えておきます。

えらいね!今度は具体的なアクションをまとめたよ。

具体的アクション

・学習の内容をノートに取るときは、クイズ形式で書く。

・定期的にクイズを解いて、知識の定着をチェック。

・クイズがわからないときも推測から答えを導けないか?考える。

ふむふむこれを実行していけばいいんですね?頑張ります!

さらに科学的な勉強法を知りたい!という君には「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」をおススメしておくよ。科学的な研究をベースにした効率的な学習法が具体的に紹介されているから、素早く結果を出したい君にピッタリだね!

いいですね!早速購入して、帰って読んでみますよ。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

 

参考文献

Alden L. Gross et al.(2012)Memory training interventions for older adults: A meta-analysis

Amy M. Smith et al.(2016)Retrieval practice protects memory against acute stress

Mirjam Ebersbach et al.(2020)Comparing the effects of generating questions, testing, and restudying on students' long‐term recall in university learning

Veronica X. Yan et al.(2020)Why does guessing incorrectly enhance, rather than impair, retention?