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自己効力感が低いと、病気が再発するかもしれないぞ!という研究

自己効力感が低いと、病気が再発するかもしれないぞ!という研究

 

また病気になるかもしれない・・

いちど大病を患ってしまうと、病気が再発するかもしれないと言う不安に悩まされてしまうものです。
 
しかし、病気の再発リスクを抑えるためには、「自分は健康になれる」という信念を持つことが大事だという研究があるんですね。
 
この自分が健康になれるという信念のことを「自己効力感」といいます。
 
言い換えると「やればできると言う感覚」ですね
 
今回はこの自己効力感が脳卒中患者の健康を改善した、という研究をもとに説明していきます。
この記事の内容
・自己効力感と健康の関係
・自己効力感を高めるには
この記事を書いた人

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シアニン(id:antoshia2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

自己効力感で血圧が下がった!

自己効力感で血圧が下がった!

ニューヨーク大学の2020年の研究では、550人の脳卒中患者を対象に調査を行いました。
 
退院する前に自分が「今後脳卒中から身を守ることができるだろうか」という質問に答えてもらったんですね。患者の4分の3以上が同意したそうです。さらに以下の項目もチェックしました。
1.患者の信念の強さ
2.自己効力感の度合い
3.退院してから1年間後の血圧
その結果、
1.脳卒中から身を守れると信じていた人は「5.6mmHg/m」血圧が低かった!
2.特に健康への確信が高かった女性は、血圧が低下する可能性が非常に高かった!
 
「5.6mmHg/m」血圧が下がると言うのは、薬を使うのと同じかそれ以上の効果なんですね。
 
「病は気から」といいますが、自分の健康に対する信念が自分自身の体を守ってくれるんです。まずは健康になれる!という気持ち作りから始めましょう。
 
 

自己効力感と健康まとめ

自己効力感と健康まとめ

今回の研究では、自分の健康への強い自己効力感が、実際に血圧を低下させるということが実証されました。
 
自己効力感は健康に影響を与えるだけでなく、行動力にも影響を与える重要な能力なんですね。
 
例えば、自己効力感が低く、「何をやってもどうせダメだ・・」となってしまえば、無気力人間となって会社もクビになってしまうかもしれませんよね?
 
この自己効力感を鍛える方法は、「しなやかなマインドセット」を身に付けることです。
これは柔軟な考え方を持って人生のどんな時点からでも、自分は変化し成長していくことができると言う信念です。
 
例を挙げるならば、「定年退職後からの新しい趣味」を始めたり、「新しい習い事」を始めたりするような人は、成長マインドセット持っていると言えると思います。
 
ですから、年齢を理由に、家にひきこもることはやめて、いろいろなことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
 
今回はこの成長マインドセット高めるのに役に立つ本として、キャロル・S・ドゥエック氏の「マインドセット『やればできる! 』の研究」をおススメします。
 
教育心理学者の著者が、成長マインドセットを持つ子供とそうでない子供の違いを比較しながら、しなやかな心を持って生きていく方法を解説しています。
 
あなたも自己効力感を高めて、健康な体とやる気に満ち溢れた人生を手に入れてみませんか?年齢は関係ないですよ?今やるか?やらないか?それだけです。
 
おススメの本
 
 
 
参考文献
Emily Goldmann et al.(2020)Positive Health Beliefs and Blood Pressure Reduction in the DESERVE Study


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