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行動経済学でダイエット!使える「ナッジ理論」ベスト3を発表!

行動経済学でダイエット!使える「ナッジ理論」ベスト3を発表!

 

ダイエット中だけどついつい間食してしまう・・

 
今回はナッジ理論とダイエット第2弾として、本当に効果的なナッジ戦略ってどれなの?という研究を紹介します。
 
7種のナッジ戦略と、ベスト3の戦略を解説しますよ。
 
この記事の内容
・ナッジとは
・7種類のナッジを紹介
・ダイエットに効くナッジベスト3
この記事を書いた人

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シアニン(id:antoshia2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

ナッジ理論とは

ナッジ理論とは

ナッジ理論とは、行動経済学の手法で、意志では無く環境をコントロールすることで、望ましい行動を増やすことです。
 
例えば、コンビニに行くとついついお菓子を買いすぎてしまうから、スーパーで買い物はなるべく済ませるといったことですね。
 
これは実際に僕が過去に行ったナッジ戦略なので、試してみては?
 

7種類のナッジを分析

7種類のナッジを分析

 
INSEADの2018年のメタ分析では、ダイエットにおける以下の7種類のナッジ戦略とその効果を分析しました。
 
ナッジ戦略は大きく3種類に分類されます。
・認知的ナッジ 視覚に訴える
・感情的ナッジ 感情に訴える
・行動的ナッジ 行動を制限する
 

認知的ナッジ

1.説明的栄養ラベリング

食品にカロリーや栄養素を明記することで、健康な食品を増やし、不健康な食品を減らす戦略。
 

2.評価的栄養ラベリング

健康な食品にはグリーンのラベルを貼り、不健康な食品には赤いラベルを貼る戦略
 

3.視覚的強化

とにかく視界に入りやすくした。健康的な食品をレジ横に配置したり、目線の高さにサラダをおいたり。

感情的ナッジ

4.ヘルシーコール

「ご一緒にポテトはいかがですか」感覚で、店員がサラダをオススメする。

5.快楽強化

サラダの盛り付けや、サンプルを派手にして美味しそうにしたり、フルーツをキレイに盛り付けたりする戦略。

行動的ナッジ

6.利便性強化

・料理に自動的にサラダがつくようにする
・不健康な食品は手の届きにくい場所にする

7.サイズ強化

・フライドポテトの皿は小さくする
・サラダの皿はデカくする
 

ダイエットに効くナッジベスト3

ダイエットに効くナッジベスト3

 
研究チームが各ナッジの効果と削減するカロリー量を計算した結果のベスト3を紹介します。

【3位】快楽強化

感情的ナッジの快楽強化が3位で、1日あたり172kcalの削減でした。
 
健康的な食品をキレイに盛り付けるようにして、おいしそうに見せかけましょう。

【2位】利便性強化

行動的ナッジの利便性強化が2位で、1日あたり199kcalの削減でした。
 
不健康な食品は鍵付きの棚にしまって、ダイエット食品はすぐ取り出せるようにしましょ。

【1位】サイズ強化

1位は行動的な時のサイズ強化でした!1日あたり209kcalの削減です。
 
フライドポテトや唐揚げのお皿は小さくして、サラダやお魚のお皿は大きくするようにしましょ。
 
ちなみに他のナッジは平均以下の効果だったので、この3つの戦略がダイエット向きなんですね。
 
今回紹介したナッジのテクニックを使って、意志の力に頼らずにスマートにダイエットしてみてはいかがですか?
 
また、前回のナッジ理論の記事も参考にしてくださいね。ではまた。
 
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参考文献
Romain Cadario and Pierre Chandon(2018)Which Healthy Eating Nudges Work Best? A Meta-Analysis of Field Experiments

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