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【木村花さん】ネットで誹謗中傷する奴の正体が判明!【テラハ炎上】

【木村花さん】ネットで誹謗中傷する奴の正体が判明!【テラハ炎上】

女子プロレスラーの木村花さんが、テラスハウスへの出演をきっかけに誹謗中傷を受けるようになった結果、自殺してしまった事件は記憶に新しいですよね。
 
今もネットいじめや芸能人への誹謗中傷に関しては議論が続いていますが、今回は「ネットいじめをする奴の正体」に関する研究の話です。
 
また、悲しい事件を起こさないためにも、最後まで読んでくださいね。
 
この記事の内容
・ネットいじめをする奴の正体
・ネットいじめをする奴を減らすには
・ネットいじめの実態
この記事を書いた人

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シアニン(id:antoshia2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

心理的虐待とネットいじめ

心理的虐待とネットいじめ

 
ネットいじめをする人って、子供の頃に「心理的虐待」を受けているんじゃない?という研究です。
 
中国の北漢大学の2020年研究では、504人の大学生を集めて、次の内容を調査しました。
・子どもの頃に心理的虐待を受けた度合い
・道徳的な性格
・ネットいじめに対する態度→批判して当然だ!みたいな考え方ですね
調査の結果は、
1.子どもの頃の心理的虐待の経験は、ネットいじめへの態度を積極的にし、道徳的人格を低下させた!
2.道徳的人格が高いほど、ネットいじめへの態度は消極的になった!
つまり、子どものころの心理的虐待を受けた経験が、道徳的な人格を低下させ、ネットいじめを誘発してしまう!ということですね。
 
教育環境は大事なんですねえ。
 
さらに研究者は、心理的虐待を受けた経験のある人間は、リアルの人間関係で問題を抱える傾向があり、その葛藤をネットやSNSで解消する傾向があるんだそう。
 
木村花さんの事件は、こういった日本中の鬱憤が、1人の女性に向けられた結果かもしれませんね。悲しい....
 

ネットいじめは身近な問題

ネットいじめは身近な問題

 
私は芸能人じゃ無いし、ネットいじめの問題は無いよね?と思うかもしれません。
 
しかし、アメリカとカナダの大学生の33.6%が苦しんだ経験があると回答し、中国の大学生の42.61%は実際にネットいじめに加担したことがあるそうです。
 
あなたも気づかないうちに加害者になっている可能性があるのでご注意を。
 
ネットいじめを受けた被害者は、
・感情障害,
・薬物乱用
・人格障害
・問題行動
・自殺
と言った行動に走る可能性が高まります。木村花さんの悲劇を繰り返さないためにも、次の特徴を覚えておいてください。
 
ネットいじめへの態度を最も強く予測するのは、心理的虐待以外に
・匿名性が強いかどうか?
・不公平感を感じているか?
の2つも含まれています。
 
匿名性の強いTwitterアカウントや、俺は社会から評価されてない!不公平だ!みたいな考え方の人はネットいじめしまくるってことですね。
 
自分は当てはまっていないか?考えてみましょ。
 

心理的虐待を防いで!

心理的虐待を防いで

 
ネットいじめの重要な予測因子である、心理的虐待ですが、なんと中国の大学生の45.3%が経験があると回答しています。
 
心理的虐待を受けた経験のある大学生は普通の大学生も比べて、
・遥かに高い孤独とうつ病
・社会的感情発達障害
・貧しい仲間関係
・社会的な困難
を抱える傾向にありました。そりゃ人生は不公平だと考えるようにもなりますよね。
 
では、心理的虐待とは一体どのような行為でしょうか?
・子どもに恐怖を与える
・子どもを無視する
・子どもをあざける→馬鹿にして笑う
・子どもを腐らせる→努力を評価しない
親がこれらの行為を行うと、子どもの攻撃性の形成に大きな影響を与えるそうです。
 
お子さんをお持ちの方は、十分注意するようにお願いします。お子さんだけでなく、周囲も不幸にしてしまいますからね・・。
 

ネットいじめの正体まとめ

ネットいじめの正体まとめ

ネットいじめする奴の正体は「子どものころに心理的虐待を受けた人間だ」という話でした。
 
ネットいじめと心理的虐待の深刻さを理解していただけたと思います。
 
対策としては、道徳的人格を向上させるのがベスト
 
とはいえ、なかなかすぐに身につくものでもありません。
 
まずは「感謝の日記」から始めてみてはいかがでしょう?
 
日記でもTwitterでもいいので、その日あった感謝できる出来事を3つだけ書く。
 
これを続けるだけでも、脳は少しずつ変化していきます。
 
さらに、「親切さ」も身につければ言うことなしですね。
 
感謝の気持ちがあって、親切な人はどう頑張っても道徳的ですからね。行動を変えることで、性格は少しずつ変えることができます。
 
 
天才心理学者のアダム・グラント氏が科学的に正しい親切の仕方を解説しています。
せっかく親切にしたのに、損したくないなら読んどくべきですよ!
 
会社で配ってもいいぐらい(笑)。
 
ネット世界にも親切な人が増えて、木村花さんの件のような悲劇が起こらないようになることを願います。それではまた。
 
おススメの本
参考文献
Hang Zhang zet al.(2020)The Mediation Role of Moral Personality Between Childhood Psychological Abuse and Cyberbullying Perpetration Attitudes of College Students

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