今回は大学生活でうまく行きたいなら、運動しろ!という研究の話です。
運動をする大学生ほど、感情知性と自己効力感が高い!という結果が出たんですね。
感情知性と自己効力感はどちらも、生活に置いて重要な能力なんです。
これらの解説も含めて見ていきましょう。
この記事の内容
・運動と感情知性と自己効力感の関係
・感情知性とは
・自己効力感とは
大学生の運動と感情知性と自己効力感
中国の南西大学の2020年の研究では、835人の集めて、以下の内容をチェックしました。
・習慣的な運動強度
・感情知性
・自己効力感
運動が増えるほど、感情知性と自己効力感は変化するのか?ということを調査したんですね。その結果、
1.身体活動が増えるほど、感情知性と自己効力感は高くなった!
2.男子は女子よりも、身体活動と自己効力感が高かった!
「筋トレすると性格変わる」なんていいますけど、やっぱり運動はメンタルに与える影響が大きいんですね。
男子の結果がいいのは、良く運動するからです。
それでは感情知性と自己効力感がどれくらい重要な能力なのか?解説しますね。
感情知性とは
感情知性とは、感情を正確に認識し、評価して、表現する能力です。
これは自分の感情も、他人の感情も含みます。
感情知性が高ければ、相手の気持ちに共感する能力も高くなるし、低ければ気持ちが分からずに嫌われることもあるでしょう。
さらに、感情知性はこれらの要素に影響を与えるんです。
・幸福感
・学業の達成
・身体的健康
・目標達成
どれも重要な要素ですね。
幸せになって成功したければ、感情知性を高めとこうって話ですね。
感情知性を鍛えるのに役立つ本として「EQ こころの知能指数」をオススメします。
心理学の風潮が変わったベストセラーなので、一度読んでいただきたいですね。
価値観変わるかもしれませんよ。
おススメの本
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自己効力感とは
自己効力感とは、特定の行動を完了するための、個人の能力の主観的評価です。
簡単にいうと、このタスクは自分にこなせるだろうか?と思える度合いですね。
例えば数学のテストは「絶対無理」と思ったり、歴史のテストは「頑張ればいけそう」と思うでしょ?
この場合数学のテストの自己効力感は低く、歴史のテストの自己効力感は高い、ということになります。
基本的に自己効力感が高いほど、物事にチャレンジしやすくなるので、高い方がいいわけですね。
また、感情知性とも密接な関係があると言われています。
自己効力感を高めるのに役立つ本として、このブログではお馴染みの「マインドセット:『やればできる!』の研究」をオススメします。
とにかくこの本読んで、自己効力感を高めちゃえば、人生の視座がガラッと変わるはずですよ!
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運動と感情知性と自己効力感まとめ
今回は、運動するほど、感情知性と自己効力感が高まるとい話でしたね。
あんまり運動してないよ。という方はこちらの記事を参考にまずはNEATを高めるところから初めてみてはいかがでしょう?
日常の中で体を動かす機会を増やして、カロリー消費を増やしていくのがNEATの特徴。
ハードな運動じゃないので、気軽に始められるのがポイント。
まずは少しずつ習慣を作るところから初めてみてね。
みんなも運動増やして、成功メンタルを身につけましょ。それではまた。
参考文献
Kun Wang et al.(2020)The Relationship Between Physical Activity and Emotional Intelligence in College Students: The Mediating Role of Self-Efficacy
Kun Wang et al.(2020)The Relationship Between Physical Activity and Emotional Intelligence in College Students: The Mediating Role of Self-Efficacy