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努力では天才に勝てないという研究「努力の意味とは」

努力では天才に勝てないという研究「努力の意味とは」

何のために努力するの?

子どもからこんな質問をされると、答えに詰まってしまうことも多いですよね?
 
今回は努力では天才には勝てないよ!というスポーツに関する研究から、努力の意味について考えたいと思います。
 
この記事の内容
・努力と能力の差
・努力は何のために行うのか?
この記事を書いた人

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シアニン(id:antoshia2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

努力の影響は18%しかない

努力の影響は18%しかない

 
ケースウェスタンリザーブ大学が2016年に行ったメタ分析では、過去の練習とスポーツの成果に関する33件の研究のデータを分析しました。
 
その結果分かった事は、
1.練習と量の質は、スポーツの成果の18%にしか影響は無い!
 
2.さらにプロスポーツの世界では1%の影響しか与えない!
つまりスポーツ選手の個人個人の能力の差は、そのほとんどが生まれついての要素で決まってしまうって言う事ですね。
 
さらに研究者は優劣を決める要素として
・性格の忍耐力
・競技を楽しむ能力
そして生まれつきの
・怪我への強さ
・プレッシャーの強さ
・心肺機能
・筋肉のつきやすさ
・身長
を指摘しています。ほとんど生まれつきの能力で決まってしまうとは、なんだか寂しい気持ちになりますね・・。

それでも努力する意味とは

それでも努力する意味とは

 
個人個人の能力の差は、ほとんど生まれつきの才能によって決まってしまいますが、努力が無意味と言うわけではありません
 
練習を重ねることによって、個人の能力そのものは成長させることができます。
 
せっかく生まれつきの才能があったとしても、練習をしなければ能力を伸ばすことはできません。
 
他人に打ち勝つために努力をするのではなく、自分の能力を伸ばすための努力をするべきなんです。
 
科学的に正しい努力の方法
・興味を持ち続けること
・粘り強く取り組むこと
の2つです。これは「グリット」と呼ばれる物事をやり抜く力ですが、社会で成功するために必要不可欠な重要能力だと心理学の世界では考えられています。
 
このグリットを伸ばすのに役立つ本として「やり抜く力」をおススメしますので、自分の能力を成長させるためにも参考にしてくださいね!それではまた。
 
おススメの本
 
参考文献
Brooke N. Macnamara et al.(2016)The Relationship Between Deliberate Practice and Performance in Sports: A Meta-Analysis

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