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失敗から学ぶ社員を育てる魔法「慈悲深いリーダーシップ」とは

失敗から学ぶ社員を育てる魔法「慈悲深いリーダーシップ」とは

失敗してしまいました...

部下の失敗は上司としては頭が痛い問題ですよね?
 
しかし、失敗から学んでもらわないことには成長しないですし、ただ落ちこまれても困るわけです。
 
今回は、失敗から学ぶ有能な社員を育てる方法を解説した研究を紹介します。
この記事の内容
・慈悲深いリーダシップが社員を育てる
・慈悲深いリーダーシップとは
・失敗から学べない人の特徴
この記事を書いた人

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シアニン(id:antoshia2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

慈悲深いリーダーシップの効果

慈悲深いリーダーシップの効果

 
失敗から学ぶことは社員の自己啓発を助けますが、そのためには上司が慈悲深いリーダーシップを持っている必要があります。
 
北京科学技術大学の2020年の研究では、381人の従業員を対象に、以下の内容を調査しました。
本質的なモチベーション
失敗から学ぶ度合い
自己啓発の度合い
上司の慈悲深いリーダーシップの度合い
分析の結果わかったことは、
1.本質的なモチベーションを持つ従業員は、失敗から学ぶ度合いが高かった!
2.失敗から学ぶ従業員は、自己啓発を促進していた!
3.上司の慈悲深いリーダーシップは、従業員の失敗から学ぶ度合いを育て、自己啓発と本質的な動機を促進した!
つまりどういうことかというと、上司が慈悲深いリーダーシップを発揮していると、従業員は失敗からよく学び、やる気を高め、自分をより成長させる傾向にあった!んですね。
 
慈悲深いリーダーシップはやり得ですね。
 

慈悲深いリーダーシップとは

慈悲深いリーダーシップとは

 
慈悲深いリーダーシップという言葉から僕が思い出すのは、元西武ライオンズの監督の渡辺久信氏ですね。
 
選手達に失敗してもいいからチャレンジしろ!という方針を掲げて、盗塁に失敗しても選手を責めることはしなかったそう。
 
その慈悲深いリーダーシップが選手の積極性に繋がり、リーグ優勝を達成することができたそうです。
 
このように慈悲深いリーダーシップを実践する方法を3つ紹介しますね。
1.誤りを修正する機会を社員に与える
2.結果ではなく、プロセスに焦点あてて修正する
3.コーチングと精神的ケアにより恥ずかしさを和らげる
これらの行動により、上司がオープンで親切で親しみやすく、部下を尊重するという印象を与えましょう!
 
叱責や責任を問うのではなく、部下が修正して成長する機会を得ることにフォーカスしていくのポイントですね。
 

失敗から学べない人の特徴

失敗から学べない人の特徴

 
失敗から学ぶことは重要ですが、できない人もいます。なぜでしょうか?
 
それは「嫌な感情にフォーカス」しているから。
 
失敗の記憶を思い出すときに、その時の嫌な感情も一緒に思い出しているんですね。
例えば、
・失敗して恥ずかしい
・失敗して怒られて、嫌な気分になった
・失敗するなんて、自分は無能なんだ
ポイントは、感情と行動を切り離すこと。失敗した行動にフォーカスして、反省だけすればいいんですね。
 
僕は失敗したら、すぐに反省して「今後はどのように行動すべきか」をメモして、後はなるべく忘れるようにしています(笑)。
 
自分が思うほど周りは気にしてないものですよ。その分成長すればOKです。
 
今回は失敗から学ぶ能力を高めるのに役立つ本として、「ストレスを操るメンタル強化術」をオススメしておきます。
 
ストレスにうまく対処できるようになる心理学的テクニックを解説した本ですが、失敗とのうまい付き合い方も解説されているので、クヨクヨしがちな方は読んでみるといいかも。
 
失敗から学べる人間になって、どんどんチャレンジしちゃいましょ。それではまた。
 
おススメの本
参考文献
Qiwei Zhou et al.(2020)Don’t Be Afraid to Fail Because You Can Learn From It! How Intrinsic Motivation Leads to Enhanced Self-Development and Benevolent Leadership as a Boundary Condition


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