コロナウイルスの影響もあり、経済の見通しが不安ですよね。
変化の激しい時代では、個人で稼ぐ能力が問われるわけです。
独立や起業を、考えている人もいるんじゃないでしょうか?
今回は、何歳ぐらいで起業した人が成功しているのか?を調査した研究を紹介します。
起業を検討している人は参考にしてくださいね!
この記事の内容
・何歳で起業するべきか?
・起業の成功に必要なもの
中年は起業に不利?
レンセラー工科大学が2020年に行ったメタ分析では、102の研究を対象に、成功した起業家は何歳くらいの人が多いのか?を調査しました。
その結果は、
1.男性は、20代と50代の成功者が多かった!
2.女性は、20代と50代の成功者が多いが、50代の方が多い!
3.30~40代は成功率が低い!
4.50代の成功者は満足度がちょっと低い!
20代と50代で起業するのがオススメってことですね。
僕は30代なので、ちょっと考えた方が良さそうですね(笑)。
20代がうまくいく理由は、最新の情報やテクノロジーに適応可能で、リスクにチャレンジしやすいからだそう。
逆に50代が成功する理由は、人脈や経験が豊富だからだそうです。
逆に30代と40代は、結婚や育児で忙しくて、ビジネスのための時間が十分確保できないのが、成功できない原因だそうですよ。
起業を成功させるポイント
起業してもうまくいく年齢について解説しました。
成功する理由から、ポイントを考えると
ポイント
1.ビジネスに集中できるだけの時間が確保できるか?
2.時代の変化に適応できるか?
3.リスクを恐れないか?
4.経験は豊富か?
5.人脈は豊富か?
このあたりを基準に「起業するかどうか」を判断していただければOKですね。
今回は起業を考えるあなたの助けとなる本を2冊紹介します。
ひとつは「ORIGINALS 誰もが『人と違うこと』ができる時代」です。
組織心理学者のアダム・グラント氏が成功する起業家はどのような人物なのか?を心理学的に研究したユニークな本です。
彼らは意外にも普通の人間ですが、何が成功の要因だったのか?という新しい発見があなたの力になるはずですよ。
もう一冊は「ディズニーCEOが実践する10の原則」です。
天下のディズニーのCEOに上り詰めたロバート・アイガー氏の自伝的経営哲学の本です。
経営者として必要な能力と、人としての在り方が心に刺さります。
ビル・ゲイツも、ここ数年でベストの一冊だとベタ褒めしていますね。
自分は起業するべきか?それとも別の道を行くべきか?冷静に判断していきましょ。それではまた。
おススメの本
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参考文献
Hao Zhao et al.(2020)Age and entrepreneurial career success: A review and a meta-analysis
Hao Zhao et al.(2020)Age and entrepreneurial career success: A review and a meta-analysis