
アハ体験の動画好きですか?
僕は大好きでついつい見ちゃいます(笑)。
今回は、このようなアハ体験動画を見るような、ひらめきを得ることがモチベーションアップにつながる人について解説していきます。
ひらめくことそれ自体が「楽しくてしょうがなくなる」人がいるんですね。それでは研究を見ていきましょう!
この記事の内容
・アハ体験でモチベーションアップ
・アハ体験とは
・アハ体験を勉強に活かす方法
アハ体験でモチベーションが上がった?
ドレクセル大学の2020年の研究では、44人の参加者にアナグラムのパズルを解いてもらいました。その際に以下の内容をチェックしました。
1.「EGG(高周波脳波測定)」で脳波をチェック
2.脳の報酬感覚に対するアンケート
3.パズルを「分析」で解いたか?「ひらめき」で解いたか?
その結果分かった事は、
1.脳が報酬に対して敏感な人は、「脳がひらめきに対して追加の反応」を示した!
2.脳が報酬に対して鈍感な人は、同じ位ひらめきを得ることができたが、「追加の反応を得ることができなかった!」
どういうことかと言うと、報酬に対して敏感な人も鈍感な人も、同じぐらいアナグラムパズルを解くことができたのですが、「脳が感じる喜びに差があった!」んですね。
脳が報酬に敏感であれば、「ひらめきを得ることそのものがモチベーション」となり得ると研究者は語っています。
私もパズルを解くのは楽しいですが、追加の反応を得て喜びを感じるタイプだったからなのか・・。
あなたはどちらのタイプですか?ひらめきを得るのが楽しいタイプであれば、アハ体験でモチベーションアップできますよ!
アハ体験とは?
アハ体験のひらめきは、「クリエイティブな洞察で脳の報酬システムの活発な活動」を起こします。
簡単な言い方をすれば「いい気持ちになる」ということですね。例えば、
1.おいしい食べ物を食べる
2.中毒性のある物質を摂取する
3.オルガスム
など、これがいい気分になる、つまり脳の報酬系の活発な活動を引き起こす行為です。
要するにアハ体験によって、脳が気持ちよくなる人が存在するという事なんですね。
ではこのアハ体験をうまく利用することができれば、モチベーションをアップさせることができるんじゃないんでしょうか?
アハ体験を勉強に活かす方法
アハ体験をうまく使って、勉強のモチベーションを引き出す方法を考えてみましょう。
私のおススメは、勉強の前にアハ体験の動画を視聴して、脳を活性化させると言う方法です。
カリフォルニア大学の2014年の研究によれば、好奇心を刺激した状態で学習した学生は記憶力が高まったそうです。
学習前に体験の動画を視聴して、好奇心と脳を刺激しておくことで、「勉強のモチベーションアップと記憶力のアップをダブルで狙う」ことができるんですね。
皆さんもぜひアハ体験の動画を見て、勉強の効率を爆上げしてみてはいかがですか?
このような科学的な学習効率アップテクニックを、さらに知りたいと言う方には、「脳が認める勉強法「学習の科学」が明かす驚きの真実!」をおススメの本として紹介します。
ニューヨークタイムズ紙のサイエンスレポーターである著者が、脳科学的に正しい学習法を科学的な根拠とともに解説している本ですよ。
この本で紹介されている知識を、自分の学習法に取り入れることができれば学習の効率はグンとアップさせていくことができますね。
参考書や問題集を買う前に、まずはこの本を読んでから勉強に取り組むべきですね。
それでは僕はこれからアハ体験の動画を見に行ってきますので、あとはよろしくお願いします。それでは。
おススメの本
リンク
参考文献
Yongtaek Oh et al.(2020)An insight-related neural reward signa
Charan Ranganath et al. (2014)States of Curiosity Modulate Hippocampus-Dependent Learning via the Dopaminergic Circuit
Yongtaek Oh et al.(2020)An insight-related neural reward signa
Charan Ranganath et al. (2014)States of Curiosity Modulate Hippocampus-Dependent Learning via the Dopaminergic Circuit