この知識はこんな人におススメ
「長生きしたい人」
「体型が気になってきた人」
デブは早く死ぬ!
今回は「肥満は老化と同じくらい、体に悪いぞ!」と言う恐怖の研究の話です。
なんでも今回の研究は「太っている子供」が、大人がなるはずの「成人病」にかかっている光景を見た研究者が、もしかしてと思って研究を始めたそうですよ(笑)。
このブログのご覧の皆さんは、早く死にたくは無いですよね?
今回はそんな「肥満の引き起こすデメリット」と、「簡単にダイエットできる方法」も紹介していきますよ。
肥満と老化の症状を比較
コンコルディア大学の2020年の研究では、肥満の影響を分析した過去の200件以上の研究論文をレビュー分析しました。
その結果、肥満と老化の併存疾患が発生するメカニズムは、非常に似ているということを発見しました。
どのような症状が発生したのか解説していきますね。
1.肥満がアポトーシスを引き起こす
アポトーシスとは細胞死のプロセスのことです。老化が進むと、アポトーシスが起こるのですか、肥満がアポトーシスを引き起こしてしまうんですね。
心臓や肝臓腎臓、ニューロンや目の網膜などの、細胞死を引き起こしていることがわかりました。
つまり、肥満になると、内臓や体の細胞が早く死んでいってしまうと言う事ですね。怖いなあ。
2.遺伝子が変化する
肥満は老化に関連する、多くの遺伝子変化に影響を与えるそうです。これには細胞の寿命の長さを決める「テロメアを短くしてしまう」という影響も含まれます。テロメアが短くなればなるほど細胞の寿命が縮まってしまうんです。
なんと肥満の患者のテロメアは、普通の人より25%以上短くなる可能性があるそうです。
健康な細胞が25%以上も早く、失ってしまうのか・・。
3.体や脳が衰える
さらに肥満によって、認知機能が低下し、運動能力も低下、高血圧およびストレスに対する影響は、すべて老化と同様であると研究者が指摘します。
老化と全く同じように症状が進行していくんです。
4.病気にかかる確率が上がる
肥満は体の様々な免疫細胞を老化させるのを加速させます。つまり免疫力が低下しコロナウィルスなどの感染症にかかりやすくなってしまうんです。
糖尿病やアルツハイマー病などの病気や、がんなどの病気も肥満によって発症リスクが高まることが知られています。
太っていると言うだけで「踏んだり蹴ったりな人生を歩むこと」になっちゃっいますよ?今からでも遅くないので少しでもダイエットに挑戦しませんか?
おススメの簡単なダイエット法
肥満が老化と同様に、どれだけ恐ろしいものかと言う研究を見てきました。
皆さんも「ダイエットを少しはやってみないとな」と言う気持ちになったと思います。今回はダイエット法の中でも「特に簡単なものを2つ」おススメしておきますね。
1.NEATを増やす
NEATとは「日常生活の中で消費するカロリー」のことです。ハードな運動をするのではなくて、まずは日常の活動の中で消費するカロリーを増やしていこうというアプローチです。
具体的には、
1.なるべく階段を使って移動する
2.電車の中ではなるべく立っている
3.オフィスでは定期的に立ち上がって体を動かす
4.通勤は少し遠回りしてみる
など日常のちょっとした活動を変えるだけで消費カロリーは変化していくんですね。こんなちょっとしたことだけでも、「1日300キロカロリー」ほど多く消費できるようになる可能性があります。
1年も続けると5キロ分の体脂肪の消費につながることなんですよ。
もっと詳しく知りたいと言う方はこちらの記事を参考に取り組んでみてください。
おススメの記事www.bookoflifehack.com
2.ホエイプロテインを飲む
2014年の研究では、ホエイプロテインを飲むだけで、食欲のコントロールが効くようになり体重と体脂肪が減少したと言う素晴らしい結果が出ています。
先ほど紹介したNEATを増やすと言う取り組みと、合わせて行っていただければ確実に体脂肪を減らすことができると思います。
興味があると言う方はこちらの記事を参考にしてみてください。お勧めの放映プロテインも紹介しておきますのでこれを機会にチャレンジしていきたい。
おススメのプロテイン
リンク
おススメの記事www.bookoflifehack.com
まとめ
今回は「肥満は老化と同じ位体に悪い」と言う研究の話と、簡単なダイエット法について解説しましたポイントは、
1.肥満によってアポトーシスが加速する!
2.肥満によってテロメアが短くなる!
3.肥満によって老化と同じ症状がでる!
4.肥満によって様々な病気にかかりやすくなる!
5.日常の活動量を増やすだけでも充分痩せれる!
6.ホエイプロテインを飲むだけでもダイエットができる!
こんなところですかね。
さらに「健康になりたい!もっと長生きしたい!というあなた」のために、私も実践している「パレオダイエット」という健康法について、解説した書籍をおススメしておきます。
鈴木祐氏の「パレオダイエットの教科書」です。加工食品を減らして健康になる食生活と、先ほども紹介したNEATを増やすことから始まる、健康な肉体作りにかせない運動のガイドラインなど、とにかく「健康になるための必要な知識が数多く解説されている」本です。
「別に太っていないという人」もぜひ実践していただきたい内容になっているので。チェックしてみてください。
さらに今回紹介した知識でも、「ダイエットすることができなかった・・」、「リバウンドしてしまった!」、「うまく続かなかったというあなた」は、「環境がダイエットに取り組める環境に無い」と思われます。
太っている状態では、「誘惑にも弱くなりがち」ですし、なかなか継続することが難しいんですね。「ダイエットは失敗して当たり前」と考えていただいて、さらに強力な環境を用意する必要があると思います。
どうしても痩せられないと言う形は「RIZAPなどのパーソナルジム」を試していただく必要があると思います。
「高い入会金と一緒にトレーニングを指導してくれるトレーナー」のおかげで、「ダイエットに成功をせざるを得ない状況」に追い込まれますので、特に自分の意志の力に自信がないと言う方には、最終手段として紹介しておきます。
RIZAP
に頼らなくてもダイエットに成功できるのがベストではありますが、いろいろなやり方を試すと言うことも必要でしょう。

それでは皆さん健康な毎日を過ごしてくださいね!
おススメの本
リンク
参考文献
Rosenbaum M et al.(2008)Long-term persistence of adaptive thermogenesis in subjects who have maintained a reduced body weight.
Paul J. Arciero et al.(2014)Timed-daily ingestion of whey protein and exercise training reduces visceral adipose tissue mass and improves insulin resistance: the PRISE study