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「類は友を呼ぶ」は本当か?友達作りのポイントを心理学的に解説

「類は友を呼ぶ」は本当か?ヘルシンキ大学の研究をもとに心理学的に検証

 

類は友を呼ぶって言うけど本当なのかな?

今回はこの疑問を解決しようと思います。確かに自分の周りには、自分に似た人が多いような気がするものです。
 
結論から言うと「まさしくその通り」なのですが、心理学において最も正確と言われる「ビックファイブ性格測定テスト」と、友人グループの関連について調べた研究をもとに解説していきますね。
 
この記事の内容
・性格と友人グループの形成
・性格と友人グループのパフォーマンスの関連
・重要な性格特性とは
この記事を書いた人

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シアニン(id:antoshia2n)

年間2000本の研究論文を読むサイエンスブロガー。科学的な知識をベースにした分析が得意。コーヒーと猫を愛する。

 

性格と友人グループの関係

性格と友人グループの関係

ヘルシンキ大学の2020年の研究は214人の大学生を対象に、彼らの「ビックファイブ性格特性」と友人グループについて調査されました。
 
ビックファイブ性格特性について知りたい方は、「ビックファイブ性格診断【5分でできる】心理テスト」の記事を参考にしてください。簡易版の「ビックファイブ性格診断テスト」と各性格特性の特徴について解説しました。
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また友人グループの成功は、
1.グループのサイズ
2.グループのつながりの強さ
3.グループのパフォーマンス
で評価されたんですね。その結果いくつかの事実が明らかとなりました
 

1.性格の類似性はグループの形成と関連している

1.性格の類似性はグループの形成と関連している

これはまさに「類は友を呼ぶ」ということが証明された形になりますね。
 
性格がよく似たもの同士が、友人関係になる可能性が高いと言う事です。
 
特に「誠実性」「神経症的傾向」が似ている者同士が、友人になる可能性が高いそうです。
 
これは「物事をコツコツとやり抜く力」と、「どれぐらい不安や心配になるか」という性格特性です。
 
言い換えると、努力家は努力家と仲良くなるし、おおらかな人はおおらかな人と仲良くなりやすいということですね。

2.子供の頃に家族の長期的な病気を経験した人は、同じ友人グループに集まる可能性が高い

2.子供の頃に家族の長期的な病気を経験した人は、同じ友人グループに集まる可能性が高い

子供の頃の似たようなの体験が、友人グループの形成を予測すると言う事ですね。
 
同じ境遇を経験することで、親近感が高まり、共通性を認識してより好意を持つということだと考えられます。
 
また、秘密の共有は強力な結束力を生む効果もあるので、その辺もあるかもしれませんね。

3.喫煙とアルコールの消費量もグループの形成を予測した

これもヤンキーがヤンキー同士仲良くなったり、酒好きが酒好き同士仲良くなるといったことをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
 
やはり「類は友を呼ぶ」は、心理学的には正しいということが証明されていると言えると思います。

4.誠実性がより高い友人グループのパフォーマンスに関連した

4.誠実性がより高い友人グループのパフォーマンスに関連した

これは努力家が多いほど、グループのパフォーマンスが向上していくことです。直感的にわかりやすいですね。
 
さらに努力家は努力家を呼びますので、どんどんグループのパフォーマンスは高まっていくんです。
 
そのため、まずは「自分自身が努力家になること」がグループのパフォーマンスを引き上げる最も重要なポイントだと言えます。

5.メンバーの性格の乖離が激しくなるほどグループの成功は妨げられる

これは類は友呼ぶの逆で、いろいろな性格特性の人たちがごっちゃになっていれば成功しづらいと言う事ですね。
 
「船頭多くして船山に上る」ということわざも証明された形になりました。
 
よっぽど強力なリーダーシップがない限りはうまくいかなそうですね(笑)。

6.よく似たグループメンバーの誠実性が高い場合、グループのパフォーマンスは向上し、メンバーがお互いに性格が近づくようになった

6.よく似たグループメンバーの誠実性が高い場合、グループのパフォーマンスは向上し、メンバーがお互いに性格が近づくようになった

やはり友人グループにはおいて「誠実性の高さが非常に重要である」と言う事ですね。
 
よく似たメンバー同士の誠実性が高いと、お互いの性格がどんどん近づいていき、グループのパフォーマンスもそれに合わせ高まっていくと。
 
言い換えると、誠実性が高い人達と友達になることができれば、「自分の誠実性も高めることができる」ということなんですね。
 
うーん。誠実性最強!

類は友を呼ぶと心理学まとめ

類は友を呼ぶと心理学まとめ

今回は「類は友呼ぶ」は心理学的に正しいのか?をヘルシンキ大学の研究をもとに解説しました。その結果分かった事は、
ポイント
1.類は友を呼ぶと言う事は正しい!
2.友人グループの成功には誠実性が欠かせない!
この2点が最重要ポイントだと思います。友人作りにおける具体的なアクションとしては、
1.自分の性格と近い友人を探す
2.自分の誠実性を高めるように努力する
この2つを意識して取り組んでいただきたいです。
 
 
今回は誠実性を高めるのに役立つ本として、アンジェラ・ダックワース氏の「やり抜く力 GRIT(グリット)人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」をおススメしておきます。
 
グリットは人生の成功に不可欠な能力とされていて、誠実性とほぼ同じ概念で、努力する力を高めることができます。
科学的に正しい努力のポイントが解説されていますので、
・努力が苦手な人
・努力しても結果が出ない人
はぜひ参考にしていただきたいです。なぜうまくいかないのか?という疑問の答えがあるはずですよ!
 
また、友達作りが苦手だと言うあなたには、メンタリストDaiGo氏の「コミュ障でも5分で増やせる超人脈術」をおススメしておきます。
 
「人脈作り(ネットワークキング)は技術だ」と豪語する著者が、心理学的な研究をベースとした友人を増やすテクニックを解説しています。
 
もともと内向的な性格の著者が、自分を偽ることなく友人を増やしていった技術が具体的に解説されていますね参考にしてみてください。
 
私も特別外向的なタイプではないので、人間関係で悩むこともありましたが、この本を参考に「自分らしい人間関係の保ち方」を意識することが可能になり、幸福感や孤独感は改善することができました。
 
それでは皆さんも科学的に正しい友人作りで幸せな人間関係を維持するようにしてくださいね!ではまた。
おススメの本
 
 
参考文献
Michael Laakasuo et al.(2020)Homophily in Personality Enhances Group Success Among Real-Life Friends

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