
健康になるために運動したいけど、どれくらい運動すればいいの?
今回はこんな疑問を解決します。
2014年の論文によれば1日5~10分の運動でも健康上のメリットを確認できたそうです。
1日5分ぐらいなら、忙しいあなたでもとりくめそうですよね?
研究の解説とおススメの運動法を紹介します。
この記事の内容
・55,137人のデータを分析した研究
・1日5分の運動法
55,137人のデータを分析
アイオワ州立大学の2014年の研究では、55137人のデータを15年分分析しました。
ランニングの量と死亡率、心血管疾患の有病率を分析したんですね。その結果は、
1日5~10分程度、時速10キロのランニングを行う人は、「死亡率が30%低下」し、「心血管疾患のリスクも45%低下」した!
と明らかに健康的になった傾向が確認できたんですね。
大体1キロを6分で走るペースでランニングに取り組んでいただければOKということですね。ちょっとペースとしては早いかもしれませんが、これぐらいの運動の強度が必要なんですね。
短時間でいいので、運動する習慣を身につけましょ。
1日5分で健康になる方法
短時間の運動でも健康維持に効果があるということがわかりましたが、僕のオススメはHIIT (ヒット)です。
今回の研究ではランニングでしたが運動強度がポイントらしいので、息が切れるぐらいの運動ならOKみたい。
HIITトレーニングのメリットは、
1.自宅でできる
2.道具もいらない(タイマーがあればOK)
3.だから習慣化しやすい
ちょっとハードですが、私も毎朝HIITトレーニングを8分間行って、脳を覚醒させてから、ブログを書いてます(笑)。もう8か月ほど続いているので、習慣化に成功した自信がありますね。
HIITは短時間の運動と休憩を繰り返すエクササイズですが、詳しいやり方はこちらで解説しましたので、参考にしてくださいね!
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もちろん、6分で1キロのペースでランニングしていただいても構いませんよ。自分のライフスタイルに合わせたトレーニング方法を探してみてくださいね。それではまた。
参考文献
Duck-chul Lee et al.(2014)Leisure-Time Running Reduces All-Cause and Cardiovascular Mortality Risk
Duck-chul Lee et al.(2014)Leisure-Time Running Reduces All-Cause and Cardiovascular Mortality Risk