ダイエットをしなきゃいけないのはわかってるんだけど、ハードな運動はどうも苦手で続かないのよね・・。
お困りですか?ダイエットが目的なら、ハードな運動を始める前にまずは「NEAT」を増やすことから始めてみては?
「NEAT」ってなんですか?
今回は「NEAT」とは何か?とNEATを増やして簡単にダイエットする方法を解説しますよ!
あなたは違う?
「ダイエットにチャレンジしても失敗する」
「ハードな運動はせずに痩せたい」
「楽ちんなダイエットってないの?」
この記事の内容
・簡単ダイエット法「NEAT」とは
・簡単ダイエット法「NEAT」でなぜ痩せるのか?
・簡単ダイエット法「NEAT」を増やす方法
簡単なダイエット法「NEAT」とは
「NEAT」とは「非運動性活動熱産生(Non-Exercise Activity Thermogenesis)」のことです。ってよくわからないですね。要は「運動以外の日常的な活動で消費するカロリー」のことです。掃除をしたり、貧乏ゆすりをしたりして消費するカロリーですね。
実はジムに行っても痩せない人がいる理由の一つだったりもします(笑)。
ジムにいってトレーニングをして疲れた分、日常の活動量(NEAT)が減ってしまい、結果として1日の消費カロリーが変わらないという。
せっかく頑張ってトレーニングしたのに痩せないなんて嫌ですよね?なのでまずはNEATを増やして、より健康に、より痩せやすくなりましょう!
POINT
NEATは日常生活で消費するカロリーのこと。ダイエットのキーマン。
NEATを増やすと筋トレと同じぐらいダイエットできる!
私も驚いたのですが、NEATを増やすと筋トレや有酸素運動をするのと同じぐらい痩せるぞ!という研究があります。2015年にマドリード工科大学が行った実験では、96名の太り気味の男女を4グループに分けました。
1.週3回 筋トレ 代表的なメニュー8種類。
2.週3回 ランニングかサイクリング、1回1時間。
3.週3回 上の2つをミックスしたトレーニング。
4.NEATを増やすよう指導。週に200分から300分ほど軽い運動。階段を上るように指導したり。
22週間にわたる実験の結果は「どのグループも9~10㎏のダイエットに成功し、体脂肪も平均5㎏減少した」という衝撃のものでした。
エレベータの代わりに階段を使用したり、早歩きをしたりするだけで、筋トレやランニングと同じように痩せるなら、もうこれでいいじゃんって話ですよね。
というわけで、私がおススメする運動習慣は「まずはNEATを増やす!」です。
POINT
NEATを増やすと「筋トレと同じぐらい痩せる!」
簡単なダイエット法「NEAT」を増やす方法
NEATを増やして「簡単にダイエットする方法」を解説していきますよ!
1.適度に立って歩く
もしあなたがデスクワーカーで座りっぱなしなら、1時間や30分に1回立ち上がって歩き回りましょう。これだけで消費カロリーがグッと上がります。
2.なるべく立つ
電車では座らずに立つ。可能であればスタンディングデスクを導入して、立ったまま仕事ができるようにする。
3.なるべく歩く
通勤を1駅伸ばして、その分歩く。エレベータではなく階段を使う。休憩は公園に行って、散歩する。早歩きならさらに良い。打ち合わせは歩きながら行う。スティーブ・ジョブズも大事な話は、歩きながら行っていたそうです。
ざっと思いつくまま挙げてみましたが、ポイントは立つことと、歩くことですね。さらに上を目指したい方は「スタンディングデスクにステッパーかトレッドミルを組み合わせて」、歩きながら作業できるようにしましょう。
POINT
NEATを増やすポイントは、適度に立って歩く、座らずに立っている、長めに歩くこと!
ハードな運動なしの簡単ダイエット法「NEAT」まとめ
ハードな運動なしの簡単ダイエット法「NEAT」について解説してきたけど、おさらいすると、
POINT
1.NEATとは日常の身体活動で消費するカロリーのこと
2.NEATを増やす戦略は筋トレと同じぐらい痩せる
3.NEATを増やすには、なるべく座らないこと
4.NEATを増やすには、意識して多めに歩くこと
こんなところですね。筋トレなどのハードな運動をする前に是非取り組んで欲しいです。勢いがついてきたら、筋トレにも挑戦してみるといいかもしれませんよ。
なるほどねえ。いきなり運動を始める前に、立つ時間や歩く時間などの体を動かす時間を増やすだけでも十分ダイエットになるってことなのね。早速意識してみるわ。
ダイエットは科学です。あなたも正しい知識をもとに効率よくダイエットしませんか?それでは次の記事でお会いしましょう。
参考文献
Benito PJ et al.(2015)Change in weight and body composition in obese subjects following a hypocaloric diet plus different training programs or physical activity recommendations.