あなたは「重要な決断」に悩んでいませんか?
結婚や転職など、人生は決断の連続です。
今回はそんな決断力を高める方法をお教えしますね!
「重要な決断に失敗して、後悔したくない人」はしっかり読んでください!
決断力は空腹状態で変化するのか?
今回は「普通の状態と空腹の状態で、決断力は変化するのか?」を調べた実験の話です。
ユトレヒト大学の2014年の研究では、30人の大学生を「朝食あり」と「朝食無し」のグループに分けて、「アイオワギャンブル課題」に取り組んでもらいました。
アイオワギャンブル課題とは?
判断力やリスク志向を調査するに良く使われるテストで、
1.4つの山札から100回カードをめくる
2.カードには「あたり」と「はずれ」がある
3.「あたり」はお金がもらえ、「はずれ」はお金を持ってかれる
4.山札「A」と「B」は「あたり」も「はずれ」も金額が大きいが、「長期的には損する」ようになっている。
5.山札「C」と「D」は「あたり」と「はずれ」の金額が小さいが、「長期的には得する」ようにデザインされている。
6.参加者が「どれだけ多く山札CとDからカードをめくるか?」を分析する。
という内容になっています。要するにこの実験では、「空腹の学生はより多く山札CとDからカードをめくるのか?」ということを調べたんですね。
その結果は、
最後の60回の選択で、空腹な学生のほうが、29%も多く山札CとDからカードをめくった!
つまり、「空腹時の方が29%も判断力が高い!」ということがわかったんですね。すばらしい!これからは私もお腹が空いているときに、決断するようにします。
POINT
何かを決めるときは、お腹が空いている時に決定しよう
自分の意思決定スタイルを知ろう
重要な決断は、「空腹時」に行えばいいということがわかりましが、実は私たちには決断する時の「思考の癖」があるんですね。
人間には、「5つの意思決定スタイルがある」と言われるのですが、あなたは、どの意思決定スタイルでしょうか?
5つの意思決定スタイル
合理的スタイル 論理的に考えて決めるタイプ。
直感的 直感を信じて決めるタイプ
依存 人の意見を参考に決めるタイプ
回避 決断を先延ばしするタイプ
自発 とにかく早く決断するタイプ
実は研究によって、「合理的スタイル」が最も優れた意思決定スタイルであることがわかっています。
こちらの記事で、5つの意思決定スタイルの詳しい解説と、合理的な意思決定スタイル
に近づく方法を解説しましたので、参考にしてみてください。
POINT
「合理的な意思決定スタイル」を目指そう!
あわせて読みたいwww.bookoflifehack.com
決断力を高める一冊
重要な決断で失敗しないためにも、常日頃から決断力を高めておくことは大事です.
結婚や転職に失敗して、人生をめちゃくちゃにしたくはありませんよね?
そのために必要な「決断力を高める方法」が紹介されているのが「決定力!正解を導く4つのプロセス」です。
「スタンフォード大学ビジネススクール教授」のチップ・ハース氏と、「ハーバード大学ビジネススクール」の研究員ダン・ハースの兄弟が、より良い意思決定の方法について解説した珠玉の一冊です。この本を読むと、
学べる知識
なぜあなたは意思決定に失敗するのか?
選択肢を広げて失敗を避ける方法
誤った決断に対して備える方法
こんな未来が待ってる
仕事を取るか家庭を取るかといった難しい決断を乗り越えられる
感情に左右されることなく重要な決断を行うようになる
優柔不断と呼ばれなくなり、周囲から「決断力のある人」だと評価される
こんなメリットがあって人生を変えることができますよ!もう人生の選択を恐れる必要は無いですね!
POINT
「決定力!正解を導く4つのプロセス」を読んで「決断のうまい人」になっちゃおう!
おススメの本
リンク
参考文献
Denise de Ridder , et al.(2014)Always Gamble on an Empty Stomach: Hunger Is Associated with Advantageous Decision Making