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「三つ子の魂百まで」は事実やねんぞ!という研究の話

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こんな人におススメ

「子どもをまっすぐ育てたいお母さん」  
「他人の性格にイライラしちゃう人」

 

性格は予測可能か?

「三つ子の魂百まで」これは、3歳のころの性格は100歳まで変わらないんだよ。という意味のことわざなんですが、今回紹介する研究によって事実であることがわかりました。結論から話すと、

 

「幼児期の性格によって、40年後の性格はある程度予測できる!」

 

という傾向が確認できたんですね。やんちゃな子供は大人になってからもやんちゃであったり、人見知りな子供は内向的な大人に成長するということですね。

 

あなたの子供のころはどうでしたか?

 

私は人見知りな割に、おしゃべりで余計なことをいう子供だったそうです。今も大して変わってないですね・・。「口は災いの元」を意識するようにはなりました(笑)。

 

今回は「子供の性格が変わらないなら、どこに注意して教育してくべきなのか?」というポイントの解説をします。

 

さらに、「同僚や上司の性格のせいで振り回されてイライラする」というあなたのために、自分の性格を変える方法を少しお話します。

 

それでは研究を見ていきましょう!

 

子どもの頃の性格と40年後の性格の関連性は?

子どもの頃の性格と40年後の性格の関連性は?

 これはカリフォルニア大学が2010年に発表した研究で、144人の子どもが参加しています。

 

1.幼稚園の先生に参加者の性格を評価してもらう

2.40年後にインタビューして、性格やら人生の話を聞いた!

 

なんとも長期間の研究で、研究者たちの情熱に頭が下がる思いですが、その傾向として、

 

1.おしゃべりな子供は大人になってから、知性が高い傾向にあった!

2.謙虚な子供は大人になってから、控えめで自信がなく、不安症な傾向があった!

3.衝動的だった子供は、大人になってもやっぱり衝動的だった!

4.適応力の高い子供は、大人になってから明るくて知的好奇心が強い傾向があった!

 

まあイメージ通りの結果になりましたね。やっぱりことわざになるだけのことはあるんだなあ、という感想ですね。

謙虚で衝動的な子供は大人になってから苦労しそうですね・・。不安に押しつぶされてメンタルを病みそうで心配ですな。

では、性格は変えられないとして、どのように子供は成長していけばいいのか?という話をします。

 

成長マインドセットを育むべし

成長マインドセットを育てよう!

子どもの成長において、もっとも重要なポイントは「成長マインドセットを育てること」です。成長マインドセットとは、努力し続ける能力や考え方のことで、これが成長しないと努力ができなかったり、すぐに挫折してあきらめてしまう大人になってしまうんですね。

また、成長マインドセットの反対の概念として固定マインドセットというものがあります。両者の特徴を解説しますね。

 

成長マインドセット

人間の能力は努力次第で伸ばすことができるという考え方。粘り強く努力することが可能で、長期的にみて成功することが多い。思考がしなやかで、壁にぶつかっても乗り越えることができる。

 

固定マインドセット

人間の能力は変わることがないと信じている人の考え方。自分の能力を証明せずにはいられないタイプ。そのため、壁にぶつかって挫折すると、自分の能力に絶望して努力することをあきらめてしまう。また、他人の評価を常にきにする傾向もある。

 

褒め方がポイント

どうですか?どう考えても「成長マインドセット」のほうがいいですよね?自分の子どもに成長マインドセットを身に着けてもらうためにやるべきことは、

 

「褒めるときに、努力やプロセスを褒めること」

 

です。例えば、子どもがテストで100点を取ったのであれば、「えらいね!100点を取れたんだね。毎日1時間机に座って勉強したのが良かったんじゃない?」と、本人の努力にフォーカスして褒めてあげることです。

 

逆に絶対に避けるべき褒め方は、「すごいね!100点取るなんて頭がいいんだね!」と本人の能力を褒めてしまうこと。

 

この褒められ方のまずいところは、能力にフォーカスしているので、うまくいかなかったときに「僕は能力がないんだ・・。」と考えてしまいやる気を失ってしまう可能性があります。

 

実は私もこの褒められ方をされたせいで、「努力のできない大人」になった一人です(笑)。

 

早熟な子供で、小学校のテストではいつも100点を取るようなタイプでした。まわりにちやほやされて育ったおかげで、努力することが苦手で仕方がなく、高校受験も大学受験もすべて落ちました・・。

 

でも今は違いますよ。毎日コツコツと論文を読んで、ブログを書くことができています。

キャロル・S・ドゥエック博士の「マインドセット やればできるの研究」と出会ったおかげで、私も成長マインドセットを身に着けることができました。人生のいつのタイミングでも考え方を変えることは出来るはずです。

 

教育心理学者の著者が成長マインドセットと固定マインドセットの違いを焦点に、子どもの成長に必要な行動を解説してくれています。

 

どちらかと言えば、親の立場で役に立つ一冊です。あなたの子どもも、成長マインドセットを身に着けて、世界に羽ばたいてもらいたくありませんか?

 

さて、ここまでは子ども成長の話でしたが、最後にすでに「ヤバイ大人に囲まれて困っている」というあなたのために、自分を変える方法の話をしましょう。

 

逃げるか?変わるか?

逃げるか?変わるか?

はっきりと申し上げると他人を変えるというのは、かなり困難だと言わざるをえないです。なので私たちにできる選択肢は2つです。ヤバイ人間たちから逃げるか、自分が変わるか?です。

 

まずヤバイ人間とは?という話をしますが、心理学の世界では「ダークトライアド」と呼ばれる危険な性格の持ち主たちがいます。

 

彼らを相手にするのは得策ではないので、「逃げる」という選択をおススメします。ダークトライアドには4種類のタイプがいて、

 

サイコパス

共感能力が欠如しており、自己中心的な行動をとれる人間。

 

ナルシスト

自分大好きで、自己中心的な人間。扱い方次第では無害にできなくもない。

 

サディスト

他人を傷つけるのが大好き。人が苦しんだり、困ったりするのを見るのがたまらなく快感な人間。

 

マキャベリスト

自分のためにガンガン他人を利用する。目的のためには手段を選ばないタイプ。

 

と、めちゃめちゃざっくりと解説してしまいましたが、職場やチームにこれらの人がいる場合は、距離を取るようにしましょう。付き合ってもいいことないです(笑)。共通しているのは、とにかく他人がどうでもいい、自己中ってことですね!

 

人間関係をよくする方法

もしこれらの特徴には当てはまらないけど、「なんかイライラしちゃう」とか「人間関係がうまくいかない・・」という悩みを抱えてる方には、デール・カーネギーの「人を動かす」をおススメします。人間関係を円滑する、相手目線のコミュニケーションのコツを学ぶことができますよ!

 

実は原因はお互い様ということが往々にしてあるんですよね・・。相手の視点や立場に立ってコミュニケーションをとることで、うまいくことが多いと思います。

 

私も仕事で対立したときは、「相手の利益を提示する」ことや、「信念は同じ」ということを伝えるようにしています。

 

例えば仕事の進め方でぶつかったときは、

「僕のやり方はあなたにとっても、報告の手間を省けるというメリットがあると思うのですが、いかがでしょうか?」や

「確かにやり方が違いますが、業務を効率化して教育に力を入れるという考え方は、あなたと同じだと思うのですが、どうでしょうか?」

 

という風に伝えるようにしています。これでだいぶ仕事がやりやすくなったことを覚えています。さらに上司の評価まで上がるので一石二鳥です。「あいつはよくわかってる」とか言ってもらえますからね(笑)。

 

まとめ

長くなりましたが、まとめると、

 

1.幼稚園の頃の性格で、大人になってからの性格を予測できる!

2.だから、人間の性格はなかなか変わらない!

3.子供の成長には、成長マインドセットが欠かせない!

4.成長マインドセットを伸ばすには、努力や過程を褒める!

5.ダークトライアドからは逃げる!

6.相手視点のコミュニケーションでうまくいく!

 

ということでした。おススメの書籍も参考にしていただいて、ぜひぜひ人間関係を改善して、「できる親」「できるビジネスマン」になってくださいね!ではまた。

 

 

おススメ攻略本

 

 

参考文献

Christopher S. Nave et al.(2010)On the Contextual Independence of Personality: Teachers’ Assessments Predict Directly Observed Behavior After Four Decades