今回は「魚を食べると、頭が良くなるよ!」という研究の話です。さかなクンさんが頭がいい理由も納得ですね!あれだけの知識を持てる理由は、魚を食べまくってるからに違いありません!ギョギョッ。
●こんな人におススメ
「学生さんや受験生の方」
週一の魚で頭が良くなった!
カリフォルニア大学が2014年に行った実験で、65歳以上の高齢者を対象に、
1.9年間に渡って食生活をチェック
2.脳をスキャンして、脳の各領域の大きさを調べた
その結果、
焼き魚の食事量が多い人は、少ない人と比べて、
1.脳の記憶をつかさどるエリアが4.3%大きくなった!
2.認知機能をつかさどるエリアが14%大きくなった!
と結構大きな差が現れましたね。魚を食べたかどうかだけで、脳の大きさが変わってしまうわけですね。加えてこの研究では調理法にも言及していて、
3.魚をフライにして食べている場合は、この傾向は確認されなかった!
とのことです。アジフライはダメ!ってことですね。残念・・。でも刺身や寿司、焼き魚ならOKなので、日本人なら楽勝かと。
なぜ脳が大きくなるか?なのですが、魚に多く含まれる「オメガ3脂肪酸」が理由だと思われます。このオメガ3脂肪酸について解説していきます。
オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランス
私たちが食事から摂取する油、いわゆる脂肪には実はいろいろと種類があります。魚に多く含まれる脂肪酸は「オメガ3脂肪酸」と呼ばれますが、この栄養は「オメガ6脂肪酸」とのバランスが健康において重要な枠割を果たすんですね。これから各脂肪酸の特徴と、健康になるための方法を解説します。
オメガ6脂肪酸とは
アレルギーなどを引き起こす炎症と関係がある成分で、摂取量を減らす必要があります。大豆油やコーン油などの植物油に多く含まれます。加工食品にも使用されるので、オメガ6脂肪酸を減らすには、
1.植物油を避ける
2.加工食品を避ける
といった対策が効果的です。
オメガ3脂肪酸とは
魚類やくるみなどに含まれる成分で、オメガ6脂肪酸との比率が1:1に近づくほど、オメガ6脂肪酸の悪影響を軽減することができます。サバなどに含まれる「DHA」(聞いたことあるはず)もオメガ3脂肪酸の仲間です。増やす方法は、
1.魚をたくさん食べる
2.くるみを適度に食べる(30g程度まで)
3.サプリを取る(酸化しやすいのでおススメはしない)
といった方法があります。
とにかくバランスが大事!
とりあえず、オメガ3を増やして、オメガ6を減らすことを心掛ければ、頭も良くなるし、健康になって快適な生活が近づく!ということだけ覚えておけばOKです!
結局のところ、魚をたくさん食べようぜ!という話なのですが、「魚は苦手」という人のためにサプリも紹介しておきます。
フィッシュオイル系のサプリは劣化しやすくて、難しいんですけど、ライフエクステンション社の製品は私も良く利用しますが、安全性が高いと思います。
また、もっと頭が良くなりたい!という人には、「 MINDダイエット解説 脳にいい食事のガイドライン!」をおススメします。脳にとって良い食事とは?という観点からセレクトされた食事法の目安です。このガイドラインに従って食事をするほど、脳のパフォーマンスが上がっていきますよ!
それではみなさん魚を食べまくって賢くなってくださいね~。ではまた。
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