みなさんは楽観主義なタイプですか?それとも悲観主義者ですか?
楽観主義なみなさんには朗報です!楽観主義な人ほど、病気の治りも早いし、健康になりやすいという研究を紹介します。
とはいえ悲観的な方も、落ち込まないでくださいね。性格の50%は遺伝で決まりますが、残りは自発的な努力で変えることができる可能性が残ってますので。
脳卒中と楽観主義
アメリカ心臓協会が2020年に、49人の脳卒中の患者を対象に行った実験では、脳卒中になってから3か月間の、「どれくらい楽観主義か?」、「体内の炎症のレベル(高いほど脳卒中の症状が悪化する)」、「脳卒中の重症度」、「身体の障害のレベル」を調査しました。
調査の結果、
1.楽観的な患者ほど、症状が改善していた!
2.楽観主義が体内の炎症レベルの低下と、健康の改善に関係していた!
3.楽観主義のレベルが増加すると、他の要素を考慮した後も、脳卒中の重症度と体内の炎症レベルの指標(CRPなど)が減少した!
と、わかりやすく楽観主義の治療への優位性が示されていますね。脳卒中なんて、結構大変な病気だと思うのですが、前向きに治療やリハビリに取り組む方が、結果的に良い結果につながるわけなんですね。
これは私も見習わないといけませんな(笑)。常に最悪の結果を想定して動くタイプなので、私が脳卒中になったら、「もう死んだも同然だ・・」ってなりそう。
悲観主義でも大丈夫!
悲観主義な方には残念な結果となりましたが、そうはいってもなかなか考え方や、性格は変えられないものですよね。「前向きに行こう!」でポジティブになれるなら、悲観主義になっていないわけですもんね。
無理に自分を変えようとすると、理想と現実のギャップの壁にぶち当たってますます、内向的になってしまいます。そういう時は「ネガティブな自分に目を向ける」ことが解決策になりえます。
ネガティブでも、内向的でもいいじゃないか!それが個性だし、それでOKと思えたら勝ちですよね?Appleの創業者の一人のスティーブ・ウォズニアックも、かなりの内向型人間として知られています。内向的でも成功できるし、世界で活躍することはできるんです。あのガンジーも内向的だったらしいですよ!
今日はそんな内向的な人が、活躍するために役立つ攻略本として内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力をおススメしておきます。スーザン・ケイン氏が内向型人間の強みと魅力を解説してくれている一冊です。
この本の知識を生かして、内向的な実力者として活躍してくださいね!すでに楽観主義な方はそのまま活躍してくださいませ。それではまた!
今日の攻略本
参考文献
Optimism reduces stroke severity, inflammation | American Heart Association