みなさん、まずは「ムキムキのミッキーマ〇ス」を想像してみてください。薬を投与されてムキムキのマッチョになったミッキーマ〇スを!
それから、ミッキーマッチョに強い光を浴びせたり、耳元で騒音を聞かせたりして、ストレスを与えてください!
イメージできましたか?なんでこんなことをしたかというと、今日紹介する知識はこれに近い実験を根拠にしてるからです(笑)。
ということで、今日は「筋トレすると、ストレスに強くなるよ!」という話です。
かわいそうなマウス・・
これはスウェーデンで2010年に行われた研究で、マウスの遺伝子をいじって「PGC-1α1」というタンパク質を増やして、マッチョなマウスを無理やり作ったんですね。
このPGC-1α1は人間でも、筋トレで鍛えた筋肉に多い成分で、このマッチョマウスに、強い光を浴びせたり、騒音を聞かせてストレスへの反応をチェックしました。
ひどい実験ですね。人間なら確実に闇落ちしますね。
その結果、筋肉が発達したマウスほど、うつ病を発症しなかった!
しかも、その理由は筋肉が発達しているほど、ストレスホルモンを無害なものへ変える作用が働いていたから、という素晴らしいもの。
まさに筋肉がストレスに対してのバリアになっていたわけですね!
知らなかった・・。マウスには感謝しないといけませんな。
ストレス対策は重要
現代人はストレスにさらされる機会が多く、ストレス対策は必須と言えます。ストレスホルモンのコルチゾールに長時間さらされると、体内の炎症が進み、心身の不調につながりかねません。
筋トレして筋肉を身に着けるだけで、ストレスから身を守ってくれるなんてありがたいですね。これは筋トレに身が入りますね!
まだ、「筋トレはやってないよ」とか「やってみたいけど、よくわからない」という方のために、今日はおススメの攻略記事として、パレオダイエット:運動編その2 パレオダイエット式筋トレ を紹介しておきます。
筋トレ初心者の方のために、無理なく続けられる5種類のメニューを紹介しています。ストレス対策に役立ててみてください。
また、おススメの攻略本としてケリー・マクゴニガル氏のスタンフォードのストレスを力に変える教科書を紹介しておきます。ストレスの良い部分にも目を向けるという、新たな視点を学ぶことができます。私もこの本のおかげで、むしろ「適度なストレスは大事だな」と考えるようになりました。
おススメ攻略記事
パレオダイエット:運動編その2 パレオダイエット式筋トレ - 人生の攻略本
今日の攻略本
参考文献
Leandro Z. Agudelo et al.(2014)Skeletal Muscle PGC-1α1 Modulates Kynurenine Metabolism and Mediates Resilience to Stress-Induced Depression